【浮腫・むくみはそのまま放っておいたら危険です】
こんにちは、松戸市のみのり台駅と八柱駅にある夢の鍼灸整骨院です。
本日はむくみとその原因になりうる疾患について話していきたいと思います。
むくみとはそもそも医学的には浮腫と呼ばれています。
人体に含まれる体液は、細胞内液と細胞外液に分けられます。
細胞外液はさらに、組織液と血漿に分けられます。
浮腫とは、細胞外液のうちの組織液が増加してしまっている状態のことを指します。
重力のかかる足に見られることが多く、指で押すと痕がくっきりと残ります。
細胞外液は、動静脈間の圧隔差、血清蛋白質濃度、リンパ流によって調節、分配されています。
浮腫は、心疾患、腎臓疾患、肝疾患、内分泌疾患、栄養不良、妊娠、リンパ流、静脈流などにより生じることが多いです。
今回は浮腫を起こしやすい疾患について説明していきます。
浮腫を起こしやすい疾患
①うっ血性心不全
うっ血性心不全は右心不全と左心不全に分けられますが、足の浮腫を引き起こしやすいのは右心不全になります。
右心不全では、右心房・右心室の障害により、全身から戻ってくる静脈系にうっ血(血液の滞り)をおこした状態を指します。
疲労や呼吸困難、動悸が出やすい等の症状が出てきた場合は単なる浮腫ではない可能性が出て来ますのでご注意下さい。
②急性糸球体腎炎
多くの場合は溶連菌の先行感染の後に、一定の潜伏期をおいて腎臓糸球体に炎症をおこし、血尿や蛋白尿、浮腫などを引き起こす疾患です。
急性糸球体腎炎においてはほとんどの例で浮腫が見られます。
急性糸球体腎炎は1〜2ヶ月間の入院、自宅療養が望ましく、その後1年間も過激な運動は控えは方がよろしいです。
浮腫だけでなく、血尿や急な高血圧が気になった場合はご注意下さい。
③腎不全
腎不全とは、腎機能の低下により体液の恒常性が維持できなくなった結果、尿毒症や電解質異常、酸塩基平衡異常、体液量異常などか出現する症候群のことを指します。
急性腎不全と慢性腎不全に分けられますが、長い時間をかけて慢性化した腎不全が不可逆的な変化に対して、急性腎不全は適切な処置を行えば回復が見られることがあります。
なので、急な腎機能の低下を感じた場合はすぐに病院へ駆け込んで下さい。
④肝硬変
肝硬変とは慢性肝疾患によって肝臓内の繊維組織が増え、肝臓が固くなってしまうことを指します。
慢性肝疾患は、B型肝炎・C型肝炎ウイルスや、脂肪肝、アルコール性肝障害などにより引き起こされることがあります。
肝硬変になってしまうと、肝臓への血液の流入が悪くなってしまい、その結果全身の血流が悪くなってしまいます。
それにより血管中の成分が血管外へ飛び出し、浮腫などにつながります。
なかなか治らないむくみには上記のような疾患にかかってる場合もありますのでご注意下さい。
当院のむくみ改善
夢の鍼灸整骨院では、むくみの治療として、下肢のオイルによるリンパマッサージを行います。
静脈瘤や静脈瘤予備軍の方にも安心して受けていただけるメニューとなっております。
下肢から上肢に向けてリンパを流し、老廃物を尿や汗で排出する施術を行います。
むくみを放っておくとどんどん足も太くなったり、体重が増えるなど悪影響です。
この機会にぜひ当院のリンパマッサージを体験ください!