こんにちは、松戸市のみのり台と八柱にあります夢の整骨院・整体院グループです。
最近はぎっくり腰で来院される若い患者様が増えています。
何かを持ち上げた際や、立ち上がった際、ウィンタースポーツで転んでしまったなど原因は様々です。
そもそもぎっくり腰とは、どういった症状のことをさすのでしょうか?
いわゆる「ぎっくり腰」は急に起こった強い腰の痛みを指す一般的に用いられている名称で、病名や診断名ではありません。
何か物を持ち上げようとしたとき、腰をねじるなどの動作をしたときなどに起こることが多いですが、朝起きた直後や何もしないで起こることもあります。
痛みの原因はさまざまで、腰の中の動く部分や、軟骨に許容以上の力がかかってけがしたような状態(捻挫、椎間板損傷)、腰を支える筋肉やすじ(腱、靱帯)などの軟部組織の損傷などが多いと考えられます。
しかし、下肢に痛みやしびれがあったり、力が入らないなどの症状があったりするときには椎間板ヘルニアの可能性もあります。
また、スポーツをやっている方は腰椎分離症や、すべり症といった可能性も出てきます。
今回はぎっくり腰と間違われやすい症例について話していきます。
①腰椎椎間板ヘルニア
ヘルニアという言葉はよく聞いたことがあると思います。
椎間板は線維輪と髄核でできていて、背骨をつなぎ、クッションの役目をしています。
その一部が出てきて神経を圧迫して症状が出ます。
椎間板が加齢などにより変性し断裂して起こります。
高齢者になりやすいイメージがありますが、若年者もこの椎間板が柔らかく、断裂してしまう場合もありますのでご注意下さい。
痛みが強い時期には、安静を心がけ、コルセットをつけたりします。
また、当院ではハイボルト治療といった炎症や痛みを抑える特殊な電気治療を行い、痛みをやわらげます。
腰を温めるのも良いでしょう。痛みが軽くなれば、牽引を行ったり運動療法を行うこともあります。
②腰椎分離症
多くは体が柔らかい中学生頃に、ジャンプや腰の回旋を行うことで腰椎の後方部分に亀裂が入って起こります。
「ケガ」のように1回で起こるわけではなく、スポーツの練習などで繰り返して腰椎をそらしたり回したりすることで起こります。一般の人では5%程度に分離症の人がいますが、スポーツ選手では30~40%の人が分離症になっています。
分離症があっても強い痛みや日常生活の障害なく生活できる場合が大部分です。
腹筋・背筋を強化して、一般的な腰痛予防を心がけます。
③腰椎すべり症
腰椎(腰骨)は第1腰椎から第5腰椎まであり、正常な腰椎は正面から見ても横から見てもきれいに並んでいる状態です。
しかし椎間関節と呼ばれる背骨の関節が壊れてしまったり、椎間板の異常などによって骨がずれてしまうことがあります。
これをすべり症と言います。すべり症は骨が前方にすべる前方すべりと後方にすべる後方すべりがあります。
すべり症のほとんどが前方すべりによる症状だと言われています。
松戸市のみのり台・八柱にあります夢の整骨院グループには、ぎっくり腰などの急性症状に対応した施術メニューもございます。
ぎっくり腰でお困りの方はお気軽にお問い合わせ・ご相談ください。